売上を隠すのは絶対バレる理由【驚愕の追徴税率50%!?】

売上除外がバレる理由と追徴税について
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飲食店などの現金商売には誘惑があります。

それは売上を隠してしまおうという悪魔の囁きです。

売上を隠すこと(売上除外)はもちろん法律違反です。

また、それ以上に大きなリスクを抱えることになります。

アヌビスくん
現金売上をポケットにいれちゃえば絶対バレないと思うけどなー。
スフィンクス所長
税務調査で売上除外は見つかります。追徴金まで発生してしまいますよ。
目次

税務調査で売上除外が分かる理由

税務調査が入ったときに、真っ先に調べられるのは売上です。

そして、売上を誤魔化しているとほぼ間違いなく見つかります。

売上除外が見つかる理由

  1. 仕入と経費から売上の異常値が分かる。
  2. 預金口座の動きを徹底的に見られる。
  3. 覆面調査官の調査により、1日の客数と客単価が分かる。

仕入と経費から売上の異常値が分かる。

注目されるのは、原価率消耗品です。
 
原価率は大きくサービスを変えない限りは、それほど変化するものではありません。
昨年度の原価率に比べて、原価率が異常に高ければ、売上除外の可能性を疑われます。
同業他社と比べて異常に原価率が高い場合も同様です。
 
消耗品は割り箸や、おしぼりなど来客数が分かるようなものが注目されます。
来客数が分かれば、後は客単価が分かるだけでおおよその売上は判明します。
 

 預金口座の動きを徹底的に見られる。

税務署は銀行に問い合わせて、預金口座の動きを見ることができます。
 
これは事業用の口座に限らず、家用の口座も家族名義の口座も同じです。
 
売上除外をして事業用の口座とは別の口座に入金したとしても、すぐに調べられます。
 

3.覆面調査官の調査により、1日の客数と客単価が分かる。

飲食店の税務調査の場合、お客さんを装って調査に来ることがあります。
 
メニューを見ればおおよその客単価が判明します。
 
お店の前で張り込めば1日の来客数も分かります。
 
(客単価×1日の来客数)で1日の売上が簡単に分かってしまいます。
 
スフィンクス所長
税務調査官はランチのたびに調査のネタを探しているという話もあります。

売上除外が見つかった時の追徴金

税務調査で売上除外が見つかった場合は、正しい売上で税金を計算しなおし、不足分を納めることになります。
 
さらに追加で次の追徴金を支払うことになります。
 
追徴金の一覧

  1. 延滞税・・・税金を滞納したことによる追徴金
  2. 重加算税・・・隠蔽行為をしたことによる追徴金

これらの合計は本来の税額の50%から70になります。
つまり、最初から正直に申告していれば100で済んだ税金が、150~170になってしまいます。

まとめ

「売上を隠してしまう。」のは、結局見つかってしまうのでハイリスクノーリターンです。
合法的に税金を減らす知恵を身につけましょう。
 
スフィンクス所長
誘惑に負けないでくださいね。
売上除外がバレる理由と追徴税について

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