会計ソフトは種類が豊富で、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では会計ソフトの選び方の鉄則3つと、おすすめの会計ソフト2つを紹介します。
この記事は会計業界10年以上。6つの会計ソフトを使用した経験のある税理士が書きました。
目次
会計ソフトの選び方の鉄則
会計ソフトを選ぶときは、次の3つの鉄則を守ってください。
選び方の鉄則3つ
- 料金はトータルコストで考える
- マイナーな会計ソフトは避ける
- 自分に合ったスタイルの会計ソフトを選ぶ
マイナーな会計ソフトは避ける
会計事務所では3種類くらいの会計ソフトにしか対応していないことが多いです。
マイナーな会計ソフトを使っていると、会計事務所に合わせてソフトを変更しなければならず、余計な費用がかかってしまうことがあります。
最初からメジャーなものを選びましょう。
料金はトータルコストで考える。
会計ソフトはそれぞれ価格設定が異なりますが、目先の料金だけに気をとられてしまうと結果的に損をしてしまいます。
例えば、初期費用だけ払えばいいと思っていたのに、保守サポート料金が毎年発生したなんてことも。
また、給与ソフトや販売管理ソフト等とまとめて契約することで料金が安くなる場合もあります。
料金比較で確認すべきこと3つ
- 初期費用
- ランニングコスト
- 給与ソフトなどと併用時の割引
自分に合ったスタイルの会計ソフトを選ぶ
できるだけ手入力の手間を減らしたい
銀行口座やクレジットカードと連携し、仕訳データを自動で作成してくれるクラウドの会計ソフトにしましょう。
銀行口座情報やクレジットカードの連携に抵抗がある
手入力がしやすい操作性のいいソフトにしましょう。
ある程度会社が大きくなってきた
セキュリティ性能が高い会計ソフトにしましょう。
おすすめ会計ソフトはMoneyfoward会計と弥生会計
私が使用したことがある会計ソフトはMoneyfoward会計、弥生会計、freee、JDL、TKC、勘定奉行です。この中で個人的におすすめさせていただくのが、Moneyfoward会計と弥生会計になります。
Moneyfoward会計のメリット、デメリット
メリット
銀行口座情報やクレジットカード情報との連携がとても得意。(使いこなせば何もしなくても仕訳データがほとんどできます。)
デメリット
クラウドソフト(ネット上にデータがある)のため、速度がネット環境に依存してしまう。
弥生会計のメリット、デメリット
メリット
操作性がとてもよく、高速でデータ入力が可能。
デメリット
クラウドソフトではないのでMoneyfoward会計のように銀行口座との連携ができない。(連携する方法はありますが、制限があります。)
まとめ
会計ソフトを選ぶときは
- 料金はトータルコストで考える
- マイナーな会計ソフトは避ける
- 自分に合ったスタイルの会計ソフトを選ぶ
に注意して、検討してみてください。
また6つの会計ソフトを使用した私はMoneyfoward会計と弥生会計をおすすめします。