お客さんが来てくれない!どうすればいいの?
少ない予算でもできる、WEBマーケティングを始めてみてはどうですか?
- WEBマーケティングとは?
-
ネットで集客する仕組みを作ること
個人事業主や小さな会社は、大手企業に比べて経営資源(ヒト、モノ、カネ)が限られています。
そのため、「少ない経営資源で、いかに効率よく集客するか」が大切です。
今回は個人事業主や小さな会社が、効率よく集客する方法として、「WEBマーケティング」をご紹介します。
- 個人事業主・小さな会社が、WEBマーケティングをするメリット
- WEBマーケティングで顧客を獲得する具体的な方法
名前:スフィンクス(税理士)
税理士業界で10年間経験を積んだのち独立。
小規模事業者の経営支援や、法人化コンサルを中心に活動中。
個人事業主・小さな会社がWEBマーケティングをするメリット
WEBマーケティングのメリットは次の通りです。
- 一般的な集客方法より、コストを下げることができる
- ライバルとの差別化がしやすい
詳しく見ていきましょう
一般的な集客方法より、コストを下げることができる
「一般的な集客方法」は例えば次のようなものがあります。
- 飛び込み営業
- ルート営業
- テレアポ
- 営業代行
これらはすべて「人件費」がかかります。(営業代行も、代行会社の人件費を払っているようなものです。)
営業社員を一人雇うと、年間で数百万円もの費用がかかることに。
そんなに払えないよ!
それに対して、WEBマーケティングは、ネットで集客するため人件費は不要です。
ネットで集客する仕組みを作るために、時間と初期コストがかかりますが、一度仕組みが完成すれば、自動でネットから新規顧客を獲得することができます。
- WEBマーケティングは、人件費がかからないのでコストが安く済む
- ネットで集客する仕組みが完成すれば、自動で新規顧客を獲得できる
ライバルとの差別化がしやすい
WEBマーケティングでは、一般の営業方法よりライバルとの差別化がしやすいです。
その理由は、自分主体で情報を発信ができるから。
例えば、今ご覧になっているこのホームページ。
なんだかよく分からない、エジプトっぽいキャラクターが登場してますよね?
よく分からないって何よ・・・
まあまあ、そう怒らずに
税理士のホームページは、難しくて堅苦しいものがほとんどです。
そこで、このようにキャラクターを登場させ、ポップにすることで、難しい話の抵抗感をなくしてみました。
当ホームページの差別化戦略です
個人事業主や小さな会社は、大手企業と同じことをしていても価格面で絶対に勝てません。
(大手企業は、規模のメリットにより低価格でサービスを提供できるので。)
自分独自のサービスを、WEBマーケティングでアピールしていきましょう。
WEBマーケティングでは「自分しかできないこと」や「ライバルがしていないこと」を自分主体で発信して、顧客にアピールできる。
オススメのWEBマーケティングの方法
個人事業主や小さな会社におすすめのWEB集客方法は、次の通りです。
- オウンドメディア
- SEO
- 公式LINE
- SNS
- リスティング広告
一つづつ解説していきます
オウンドメディア
- オウンドメディアとは?
-
自分で運営していくウェブサイトやブログのこと
要は自社のホームページってことね
WEBマーケティングを始めるにあたって、基本がこのオウンドメディアです。
この後で紹介する「SEO」「公式LINE」「SNS」「リスティング広告」は、すべて自社ホームページに誘導するためのものです。
下記のように、オウンドメディアに誘導したうえで、顧客にとって魅力的な提案をすることで、新規顧客の獲得を目指します。
自社ホームページの作成方法
自社ホームページは、自分で作成が可能。
「ワードプレス」を使ってホームページを作成すれば、コストが安く済むのでおすすめです。
- ワードプレスとは?
-
ホームページ作成用のソフトウェア(無料)
※サーバーの維持費用は月1,000円ほどかかります。
ホームページの知識が全くなくても、自分で作れるの?
作れます。私も全く知識がない状態から、このホームページを作りました。
自社ホームページの作成を外注する場合は、「ワードプレス」で作成してもらいましょう。
<理由>
「ワードプレス」で作ったホームページなら、更新や管理が自分でできるから。
SEO
- SEOとは?
-
Googleなどの検索結果で、自社ホームページを上位に表示させること
検索順位が上位になるほど、自社ホームページを見てもらえる可能性が高くなります。
具体的に検索順位を上げるにはどうすればいいの?
検索順位を上げるには,
検索してきた人の悩みを解決する「良質なコンテンツ(記事)」
が、必要です。
<具体例>
【肩こり 枕】で検索する人 ⇒
「肩こりが良くなる枕について知りたい」という悩み
を持っていると想像できます。
これらの悩みに対して、「肩こりが解消する枕の選び方」といった記事を作成する
リスティング広告
- リスティング広告とは?
-
Google広告などにお金を払い、SEOに関係なく検索上位に表示させること
「SEO」と「リスティング広告」は、どちらも検索順位を上げる方法です。
2つの方法の違いは、次の通りです。
SEO | リスティング広告 | |
---|---|---|
成果が出るまで | 長期間かかる | すぐ |
ターゲット | 絞れない | 絞れる |
長期的な効果 | あり | なし |
費用 | 無料 ※外注するなら有料 | 有料 |
リスティング広告は成果がすぐ出る
リスティング広告を出すと、短期間で確実に自社ホームページのアクセスを増やすことができます。
「広告を出しているのにアクセスが増えない」ということは、ありません。
ただし、アクセスが増えるだけでは受注は増えません。
受注を増やすには、見てもらうホームページの質を高めることが重要です。
ターゲットを絞れる
リスティング広告は、広告を見てもらう対象を絞ることができます。
例えば、「大阪」の「男性」に絞って広告を出すことも可能。
長期的な効果がない
リスティング広告は、お金を払って無理やり検索順位を上げているだけです。
つまりお金を払うのをやめると、検索上位に表示されなくなります。
リスティング広告をするとしても、同時にSEOも対策して、自然な検索順位を上げていくことが大事。
リスティング広告の費用
リスティング広告では、自分で予算を決めることができます。
月5万円と予算を決めたら、月5万円しかかかりません。
そのため、「思っていたよりも費用がかかった。」なんてことはありません。
月5万円出せば、何回ホームページを見てもらえるの?
何回ホームページを見てもらえるかは、クリック単価次第になります
<具体例>
予算が月5万円、クリック単価が100だとすると、500回クリックされるまで広告が表示される
クリック単価は、どのキーワードに広告を出すかで変わります。
- 人気のあるキーワード⇒単価が高い
- 人気がないキーワード⇒単価が安い
単価が高いキーワードは大手企業がライバルになりますので、避けた方がいいでしょう。
小規模事業者が狙うべきキーワードは、単価は安いけど売上につなげやすい穴場のキーワードです。
公式LINE
LINEは、国内でも8000万人以上の利用者数を誇るコミュニケーションツール。
LINEではLINE公式アカウント(事業用のアカウント)を開設できます。
※フリープランなら無料で開設可能。
- チャット⇒ユーザーと1対1でチャットができる
- メッセージ⇒メルマガのように公式ラインと友達登録してくれたユーザーに一斉送信ができる
- クーポン⇒友達登録したユーザーに、クーポンを配れる
上記のような特徴があるので、公式LINEは店舗を構えるB to C の事業に向いています。
飲食店、小売店のようなB to C事業をされている方は、検討してみてください
SNS
TwitterやFacebookなどのSNSも、集客には非常に有効な手段。
ビジネス用に使っている方も多数おり、SNSで知り合った人が顧客になってくれることもあります。
もちろん無料で使用できますので、やっていて損することはありません。
SNSをビジネスで使うときのコツはある?
次のことを意識してみてください
- ユーザーの目を引くような投稿を心掛ける
- 人間味あふれる投稿をする
- 過度なセールス投稿は控える(うんざりされます)
ユーザーから「コミュニケーションを取ってみたい」と思えるようなアカウントを目指しましょう。
そうすれば、あなたのファンが増え、将来的には顧客になってくれるかもしれません。
まとめ:低予算でもできるWEBマーケティングで売上を増やそう
小規模な事業者のための、WEBマーケティングの活用法を紹介しました。
新規顧客獲得のためには、「SEO」「リスティング広告」「公式LINE」「SNS」などから、自社ホームページへの誘導が必要です。
まずは予算を抑えて、WEBマーケティングを始めてみるのがおすすめです。