マイクロ法人を作ったけど、法人口座はどこにすればいいの?
PAYPAY銀行がおすすめですよ
マイクロ法人を設立したら、必ず法人口座が必要です。
そして2022年1月時点で、私が最もお勧めする銀行は「PAYPAY銀行」です。
今回の記事では「PAYPAY銀行をおすすめする理由」について解説していきたいと思います。
名前:スフィンクス(税理士)
税理士業界で、10年間経験を積んだのち独立。
小規模事業者の経営支援や、法人化コンサルを中心に活動中。
私の詳しいプロフィールはこちらです。
当記事は2022年の情報で作成しています。
2023年は「GMOあおぞらネット銀行」が最もおすすめの銀行となりました。
詳細はこちらをご覧ください。
そもそも法人口座は必要なのか?
法人口座は法人を設立したら必ず必要です。
なぜなら、個人口座を法人で使うと様々な弊害が出てくるからです。
- 個人口座に入金された売上は、「個人事業主の売上なのか法人の売上なのか」が分からない
- 通帳残高のうち、いくらが法人のものなのかが分からない
上記のような弊害を避けるため、必ず法人口座を作るようにしましょう。
法人口座の審査が通らず、やむを得ず個人口座を使う場合は、その口座では法人関連の取引以外はしないようにしてください。
PAYPAY銀行をおすすめする理由1:ネット銀行だから
ネット銀行は店舗がなく、インターネット上の取引が中心です。
そのため、インターネットバンキングの利用料は無料となっています。
店舗がある銀行(たとえば、UFJ銀行や三井住友銀行など)については、法人口座のインターネットバンキングの利用料が月数千円程度かかってしまいます。
個人口座は無料なのに、法人口座は有料なところが多いです
インターネットバンキングを使えると、振込などの事務手続きが楽になるだけでなく、経理処理も簡単になります。
「マネーフォワード会計」「freee会計」などのクラウド会計ソフトで、インターネットバンキングのデータを取り込めば、半自動的に帳簿が出来上がります。
関連記事:経理を楽に!自動経理マシンを作るために必要な2つのこと
PAYPAY銀行をおすすめする理由2:ペイジーに対応しているから
ネット銀行の弱点として、「社会保険料の口座振替に対応していないこと」があげられます。
※2022年1月の情報では「イオン銀行」のみ対応しているようです。
ネット銀行の口座しか持っていないなら、毎月わざわざ銀行に行って支払いをする必要があります。
毎月銀行に行くのは、めんどくさいよ
そんな方におすすめなのが「Pay-easy(ペイジー)」です。
- Pay-easy(ペイジー)とは?
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税金や社会保険料をインターネットバンキングで支払えるサービス
社会保険料のペイジー払いは、納付書に書いてある番号と金額を入力するだけなので、誰でも簡単に使えます
ただし2022年1月時点では、ペイジーに対応しているネット銀行は「楽天銀行」と「PAYPAY銀行」しかありません。
\ こちらから法人口座の申込ができます /
PAYPAY銀行をおすすめする理由3:楽天銀行の審査が通りにくい
楽天銀行は法人口座の審査が厳しめになっています。
私も色々な方のお話をききましたが、設立したばかりの会社で、楽天銀行の審査を通すのはかなり難しいです。
どうしても楽天銀行で作りたいなら、法人の実績を積んでから申し込みしましょう。
「PAYPAY銀行」は楽天銀行と比較して、審査が緩めになっています。
設立間もないマイクロ法人でも、法人口座が作れた事例を多数お聞きしています。
まずは「PAYPAY銀行」に法人口座開設を申し込んでみましょう。
マイクロ法人の法人口座はPAYPAY銀行で
PAYPAY銀行は
- インターネットバンキングの利用料が無料
- ペイジーで銀行に行かずに社会保険料を支払える
- 法人口座の審査が緩い
と、様々なメリットがあります。
マイクロ法人を設立したら、まず「PAYPAY銀行」で口座開設をしましょう。
\ こちらから法人口座の申込ができます /